おかげ横丁│伊勢神宮.com

伊勢神宮.com 百二十五のお社をあわせて「神宮」すなわち「伊勢神宮」と呼びます。

伊勢神宮 おかげ横丁

伊勢神宮の内宮の前にあるおはらい町は、宇治橋から五十鈴川に沿っておよそ800メートルほどの石畳の通りに、お伊勢さん特有の切妻、入母屋、妻入り様式などの街並みが続いている門前町です。
そのおはらい町のなかほどに、おかげ横丁はあります。

第61回神宮式年遷宮の年である1993年に開業したおかげ横丁は、おかげ参りとも呼ばれるお伊勢参りでにぎわった江戸時代末期から明治時代初期の門前町の町並みを再現して作られた横丁です。
当時、伊勢名物赤福餅を生産、販売している赤福の社長であった濱田益嗣が、約140億円かけてつくったそうです。
その額は、当時の赤福の年商に匹敵する額だったそうです。

おかげ横丁には、お食事処やお土産物屋などがたくさん並んでおり、散策や食べ歩きなどでにぎわっています。
伊勢名物の伊勢うどん、てこね寿司、赤福餅、伊勢たくあんなどの店をはじめとし、江戸末期から明治初期の時代を感じさせる、洋食屋、昔ながらの玩具の店、煙管用の煙草の店なども並んでいます。
おかげ参りの歴史館「おかげ座」では、参宮ブームであった江戸時代のおかげ参りの様子を知ることができます。
赤福茶屋では、赤福餅の他に、季節限定で抹茶味のかき氷の中に赤福が入っている赤福氷(実際は赤福餅そのものではなく、かき氷に合うようにつくられた餅だそうです)や、赤福ぜんざいも食べることができます。
その他にも、あちらこちらでおいしそうな匂いが漂い、食いしん坊にはたまらない通りになっていますので、ぜひおなかをペコペコに空かせて立ち寄ってみてください。

伊勢神宮 おかげ横丁について